2026.8.27

レポート

愛知・小カブでのグルタチオン試験

今回は、愛知県のトヨタネ株式会社の研究農場で行われた小カブ(品種:あやめ雪)のWAKUFUL施用実験レポートをお届けします!

実験の目的と条件

今回の実験は、「植物の生育をサポートする資材の投与により、小カブの成長速度や最終的な重量にどの程度の差が生じるか」を明らかにすることを目的としています。

実験は同一の圃場環境のもと、条件を揃えて栽培した小カブを以下の3つの処理区に分けて比較検証を行いました。

栽培条件
  • 栽培作物:小カブ(品種:あやめ雪)

  • 播種日:5月21日(直播/条間15cm、間引き後株間15cm)

  • 調査日:6月26日(播種から約1ヶ月後)

処理内容(比較条件)
  1. 無処理区

    資材の投入を行わず、通常の施肥管理のみで栽培。

  2. 粒剤区

    本葉2〜3枚期(6月1日)に、3〜5kg/10aの割合で株元施用を実施。

  3. 液剤区

    1000倍に希釈し、葉面散布を実施。

    1回目:本葉2〜3枚期(6月1日)

    2回目:1回目散布の2週間後(6月15日)

収穫期である6月26日に各処理区から5株ずつをサンプル抽出して重量測定を行い、その平均を比較しました。

実験結果とまとめ

写真:収穫した小カブ(左:液剤区、中央:粒剤区、右:無処理区)

測定した5株平均のデータは以下の通りです。株全体の重さ(株全量)、および可食部である根部の重さ(根部重量)の平均値は、それぞれ無処理区よりも増加する結果となりました。

処理区

株全量 (5株平均)

根部重量 (5株平均)

無処理区

135 g

53 g

粒剤区

182 g

79 g

液剤区(WAKUFUL)

203 g

87 g

無処理区の平均全重量が135gであったのに対し、WAKUFUL液剤区は203gに達し、約50%の重量増加を示しました。更に、可食部となる根部の重量に関しても、無処理区の53gに対し、液剤区は87gと64%の重量増加となりました。
粒剤区においても、平均全重量は35%、根部重量は49%それぞれ増加しました。

写真:根部の比較画像(左:粒剤区、中央:液剤区、右:無処理区)

本検証により、資材の適切な活用が小カブの生育促進に極めて有効であることが示されました。今後は小カブ以外の根菜類や葉物野菜等における適用性および最適な散布タイミングについて、引き続き検証を進めてまいります!

この記事を書いた人

Tomo Katayose

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