2026.7.16

レポート

三重・ミニトマトでのグルタチオン試験

今回は、三重県津市でミニトマトを生産されている株式会社浅井農園さんの大里農場を訪問しました。

試験実施の背景

浅井農園さんは、栽培技術の研究開発に積極的に取り組む農業法人です。既存の栽培技術によって、現時点で考えうる高い水準の収量を実現する中、さらにその上限を突破する手段の一つとして、バイオスティミュラントの活用を検討されていました。

これまでにもさまざまな資材を試されてきましたが、期待する成果が十分に得られるものは多くありませんでした。そこで今回、さらなる収量向上の可能性を検証するため、WAKUFULを用いた栽培試験を実施していただきました。

本試験では、WAKUFULの施用によって、すでに高い水準にあるミニトマトの収量をどこまで伸ばせるのか、また営業利益の向上につながるのかを定量的に検証しました。

試験の概要

本試験は、

・2025年8月18〜19日定植
・2025年9月施用開始
・2025年10月~2026年3月末収穫量及び果実重量の計測

という流れで実施しました。グルタチオン含有肥料「WAKUFUL」を使用し、500倍に希釈して施用しました。2025年9月1日より、毎週1スラブ(2株)あたり100mLを定期的に施用しました。
実験条件は以下の4種類です。

・対照区AG:グルタチオンなし_浅井農園基準での摘果有
・試験区AG:グルタチオンあり_浅井農園基準での摘果有
・対照区CG:グルタチオンなし_無摘果
・試験区CG:グルタチオンあり_無摘果

収量は、収穫量(g/年・植物) = 果実重量(g/果) × 1段あたり果実数(果/段) × 展開段数(段/年・植物)として、計算しました。

結果

結果は、浅井農園基準での摘果有りの区画で7.6%、摘果なしの区画では9.3%の収量増加となりました!特に、これまでのバイオスティミュラントの検証では見られなかった摘果区でも、増収が見込める結果となりました。

今後の展望

収量向上効果を7〜10%と仮定した場合、年間350万〜660万円規模の十分な投資対効果が見込めます!2026年以降は施用量を増やして実験しています。今後のレポートもお楽しみにお願いします!

この記事を書いた人

Hiroki Katanoda

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