レポート
茨城・キャベツでのグルタチオン試験 ー 根張り



みなさん、今年の1〜2月にキャベツがいつもより高かったことを覚えていますか?普段なら1玉200円ほどのキャベツが、500円近くまで値上がりしました。
なぜ冬のキャベツが高騰したのか。その理由は、実は「夏の猛暑」にありました。
冬キャベツは夏から始まる
冬に食卓に並ぶキャベツは、夏から秋にかけて畑に植え付けをします。ところが昨年の猛暑は、苗の段階から大きな打撃を与えました。
苗を畑に植えた後、高温に耐えられず枯れてしまう。その結果、供給が大幅に落ち込み、価格が高騰してしまったのです。
生産者さんのリアルな悩み
キャベツ生産者さんにとっての大きな課題は「苗の活着(定植後に根づくこと)」です。小さなポットで育てた苗を畑に植え替えるため、根がしっかりしていないと簡単に枯れてしまいます。
つまり、強い苗を作ることが、猛暑を乗り越える鍵なのです。
グルタチオンで「根張り」を検証
今回、茨城県のキャベツ生産者さんにご協力いただき、私たちのグルタチオンを使った試験を行いました。以下は、小さなポット(セルトレイ)で育苗しているときに、グルタチオンを施用した様子です。

育苗の段階でグルタチオンを施用し、根の張り具合を比較。定植直前の結果がこちらです。

左:何も与えていない苗
右:グルタチオンを与えた苗
ご覧の通り、右の苗は根がしっかり広がっており、明らかな違いが出ました。
生産者さんの一言
この結果を見た生産者さんのコメントが印象的でした。
「根張りが良い感じ、有り」
普段は寡黙で少し厳しい雰囲気の方ですが、しっかり評価いただいているのを感じました。
未来を支える小さな一歩
根張りの良い苗は、畑に植え替えても簡単には枯れません。それはすなわち、猛暑や気候変動のリスクに耐えうる強いキャベツづくりにつながります。
私たちWAKUは、このように現場で確かめた結果を今後もお届けしながら、農業の未来を支える技術を広げていきます。
次回のレポートもぜひ楽しみにしていてください!
この記事を書いた人
Ryosuke Himeno
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